2018-11-15 第197回国会 参議院 文教科学委員会 第2号
引き続き、大型大気レーダー、先ほど紹介をさせていただいたPANSYによる全球の大気変動に関する総合的な観測、また氷床の深層掘削、ずっと深いところまで掘っていって南極大陸の内陸域で観測を行う、こういったことを国際連携の下、着実に推進してまいりたいと思います。
引き続き、大型大気レーダー、先ほど紹介をさせていただいたPANSYによる全球の大気変動に関する総合的な観測、また氷床の深層掘削、ずっと深いところまで掘っていって南極大陸の内陸域で観測を行う、こういったことを国際連携の下、着実に推進してまいりたいと思います。
成果でございますけれども、例えば第二十三次隊、一九八二年九月のことでございますけれども、オゾンホールを世界で初めて観測するといった学術的に高い実績を上げておりますし、この三月に帰ってまいりました第三十七次隊におきましては、氷床深層掘削、氷のコアを二千五百メートルまで到達するということで掘削をいたしまして、これは今後の研究によりまして過去三十五万年前までの気候変動の研究に資するものでありまして、地球規模
「軽微な又は一時的な影響」を及ぼし得る活動というものとしましては、これも一般論、例えばでございますけれども、既存の基地の施設を拡大するとか、既存の基地を除去、撤去するとか、あるいは大規模な氷の深層掘削といったようなことは、一般論としては一時的な影響を及ぼし得る活動かなと考えております。
我が国において、ソ連のような超深層掘削計画は考えないのかというお話でございますが、現在のところ具体的計画を私どもも持っておりませんし、国内でそういうものが具体的に考えられているということは承知しておりません。 私どもといたしましてもこういった諸外国の動向というのを関心を持って見守っていきたいという段階だというふうに考えております。